「Ikon Media」なる看板を掲げ、フォトジャーナリストとして東京を拠点に活動するA.J.テイラーは、学生時代に英語と政治学で修士号を取得(当時はそれが賢明な選択に思えてしまった)後、母国ニュージーランドの映画・テレビ界で活動。その際、ニュース番組を担当したことから「報道」に強い興味を持つようになり、心機一転、大学院でジャーナリズムを基礎から学び直す。
その後、「意気揚々」と報道の現場に飛び出した彼は、地方都市の新聞記者として様々なニュースをカバー。この頃から紙面用の写真も撮るようになり、次第に写真家としての能力を開花させた。やがて海外に活動の場を広げ、最終的には東京の音楽・ファッション界でフォトグラファーとして活躍、その一方でオセアニアからアジアにかけての多くのNGOをクライアントに、多忙な10年間を送る。
90年代後半には、某クライアントの依頼でオーストリアのウィーンに拠点を移動。編集者、そしてトラベルライターとして執筆の仕事も再開し、己が愛する「文章と写真の融合」を目指したマルチ・ジャーナリストとして多方面の仕事をこなした。
フリーのフォトジャーナリストとして欧州で10年を過ごした後は、再び東京に拠点を移し、引き続き欧州やアジア、オセアニアを舞台に活動。BBC(英国国営放送)から「プレイボーイ・ジャパン」まで幅広いクライアントを持ち、政治からファッション、旅、食やクルマといったライフスタイルまで、多彩な取材をこなす。
これまで日本や英国、ドイツなで写真展を開催したほか、現在は自身初となる旅行記を執筆中。